忖度なしの海外、気ままな国内…偏屈流旅のススメ

忖度なしの海外、気ままな国内…偏屈流旅のススメ
皆さん、こんにちは。今日もどこかの空の下、一人で気ままに過ごしている僕です。
今日は、僕の人生における大きな要素の一つ、「旅」について、ちょっと偏屈な僕なりの考えを語らせてください。
僕は、本当に旅が好きなんです。でも、一般的な「みんなでワイワイ!」みたいな旅とは、ちょっと趣が違います。僕が好きなのは、圧倒的な「一人旅」。
なぜ一人旅が良いのか?それはもう、一言に尽きます。「気楽」だから。そして、もっと深い理由を掘り下げると、「一人になれるから」なんです。
日常生活を送っていると、どうしても色々なことに気を遣いますよね。相手の顔色を窺ったり、空気を読んだり、いわゆる「忖度」というやつです。別にそれが嫌いなわけじゃないんですが、正直、疲れるんです。
でも、海外に行くと、その手の気遣いが、ぐっと減る気がするんです。もちろん、文化や習慣の違いに配慮する必要はありますが、日本のような、あの独特の「言わなくても分かる」みたいな空気感がない。
少なくとも、僕はそう勝手に思っています。言葉の壁があるからこそ、相手もストレートに話してくれるような気がするんです。もちろん、英語は得意じゃないので、「ああ、またアホな日本人が来た」と思われている可能性も大いにありますが(笑)。それでも、本音でぶつかり合えるような感覚が好きなんです。
ハワイだけでも、コロナ以降、もう5回は行きました。全部、紛うことなき「一人旅」。いつも、なんとなく周りの楽しそうなグループとは浮いている自覚はありますよ。「あ、あいつ一人だ…」みたいな視線を感じることもあります。
でも、全然平気なんです。だって、一人の時間を満喫しているから。
年間で、だいたい10回前後は海外に行くのですが、そのうち9割は一人旅。
出張で誰かと一緒の場合でも、基本は現地集合、現地解散がマイルールです(笑)。
国内旅行も大好きで、特に沖縄は、もう150回以上は行っているんじゃないでしょうか。でも、こちらもほぼ一人旅。レンタカーを借りて、気の向くままに島を巡るのが、最高の贅沢なんです。
国内旅行で言うと、あと宮崎、大分、高知を制覇すれば、ついに47都道府県制覇達成です。意外と頑張ってるでしょ?
実は、この旅好きが高じて、なるべく出張に行けるような職務を選択してきた、という、ちょっとずる賢い一面もあります(笑)。趣味と実益を兼ねる、というのは、なかなか効率の良い生き方だと思っています。
でもね、誤解しないでほしいんです。旅が好きと言っても、団体旅行は本当に苦手なんです、心の底から。あれはもう、僕にとっての試練以外の何物でもありません。
なぜ団体旅行がダメなのか?それはもう、僕の持つ発達障害の、最も不得意な部分が露呈するからです。「人と付き合う」ということ。
スケジュールはきっちり決まっている、常に誰かと一緒に行動しなければならない、みんなで同じものを食べる、同じ時間に寝る…。想像しただけで、全身に鳥肌が立ちます。
現地集合。現地解散。これなら、僕は喜んで参加します。自分のペースで動ける、自分の好きなように時間を使える。これこそが、僕にとっての旅の醍醐味なんです。
こんな偏屈な僕ですが、おかげさまで、なんとか50歳過ぎまで生きてこられました。特に、外国人とのコミュニケーションは、意外と得意なんです。言葉が通じなくても、得意の笑顔と、あとは勢いとジェスチャーで、なんとかなるものなんです(笑)。
その得意を活かして、前職では運よく結果を出して、まさかの副社長クラスまで上り詰めることができました。繰り返しますが、英語は本当に苦手なんです。それでも、得意の笑顔と、ちょっとばかりの知ったかぶりで、忖度のない海外取引を増やしていったのが、地位を築けた大きな要因だったと思っています。
今思えば、あの「一人で気ままに旅をしたい」という強い思いが、僕のキャリアを築き上げてきた、と言えるかもしれません。
今回のブログでは、旅の個別の面白い話は、また別の機会にじっくり語らせてください。今回は、僕の偏屈な旅の嗜好と、それが僕の人生にどう影響してきたのか、というお話でした。
趣味を生きがいにして、発達障害の特性を、ある意味「武器」にして、僕は今日まで生きてきました。
世の中、色々な人がいて、色々な生き方がある。だからこそ、みんなで、自分らしく、頑張っていきましょう。
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